新規参戦チームを加えて全13チーム26台で争われる2010年は、チーム自体の撤退や移行などもあり、新鮮な顔ぶれとなる。トップドライバーの移籍も多く、開幕前から話題にも事欠かない。
その2010年シートは、すでに8割方が埋まっている。12月に入って小林可夢偉のザウバー入りとミハエル・シューマッハのメルセデスGPからの復帰が決まり、新規参戦のロータスがラインナップを発表、ヴァージンもルーカス・ディ・グラッシの加入を発表。空席となっているのはザウバー1席、ルノー1席、トロロッソ1席、カンポス1席、USF1の2席で、13チーム26席中の6席が残っているのみとなった。
ザウバーにはかつてチーム所属経験もあるニック・ハイドフェルトの起用が有力視されている。トロロッソの1席にはレッドブル支援ドライバーが入ることが確実だが、ハイメ・アルグエルスアリの継続機能の可能性が高い。ルノーはチーム株式売却に伴ってチーム体制に不透明なところがあるため、ロベルト・クビツァも含めて流動的となっている。
また、新規チームのカンポスとUSF1は、参戦準備が間に合わないのではないかとの噂も流れている。チーム側は否定しているものの、マシン開発や予算確保など、ハードルは低くないと見られている。仮にいずれかのチームが参戦を断念した場合、セルビアのステファンGPがその参戦権を引き継ぐこともあり得る。
ステファンGPはトヨタF1チームの元スタッフを雇用する動きを見せており、彼らが開発していたTF110をそのまま使用することも可能。参戦が実現すれば、ドライバーには中嶋一貴の起用が間違いない。ただし、参戦断念チームが出るか否かは開幕直前まで判明しないものと考えられるため、ステファンGPとしても2010年からの参戦は現実的ではないと考えているようだ。