2008年11月18日(火)
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 テスト2日目のバルセロナの朝は一段と冷え込み、セッション開始の午前9時を迎えても気温7度、路面温度は8度。空には一面に雲がかかり、日差しも時折見えるほどでしかない ため、昼になってもなかなか気温も上がってこない。午前中は全15台が走行している。

 初日に引き続き、トロロッソの2台が他チームより2秒以上速いペースで7周程度のランを繰り返す。ほぼ同時にコースインしていく2台は、まず佐藤琢磨がトップに立ち、まもなくセバスチャン・ブエミがこれを塗り替えるが、その直後に1コーナーでスピンオフ。赤旗を招き、マシン修復のためやや時間をロスすることになった。その後、琢磨はさらにタイムを伸ばして1分20秒台前半に突入。11時過ぎには25周のロングランに入っていたが、12時を回ってからはショートスティントを繰り返し、12時53分にピットインして今回の走行は終了。初日に引き続き、午前中をトップタイムで終えた。マシンを降りた琢磨はエンジニアやメカニック全員と抱き合い、握手をしてピットガレージをあとにした。

image レッドブルに乗るセバスチャン・ベッテルは、セッション開始直後のインストレーションチェックからピットレーンに戻ったところでリヤエンドから出火。マシン修復のため午前中の大半は走ることができなくなった。昼休み30分前にようやく修復が完了し、コースイン。僅かな周回の中で2番手タイムを記録して見せた。

 また、BMWザウバーのKERS搭載F108Bに乗るニック・ハイドフェルトも、インストレーションのためガレージをあとにした直後にピットレーンでストップ、最初のランでもコース上にストップして赤旗を招くなど出だしでつまずいたが、その後は順調に周回を重ねている。

image マクラーレンが1台体制のこの日は、ペドロ・デ・ラ・ロサはフォースインディアをドライブ。真っ白なレーシングスーツに、スポンサーロゴを取り払ったヘルメットを身に着けている。マクラーレンとの提携が決まっているだけに、デ・ラ・ロサのシート獲得も可能性は高いと言える。

 フォースインディアのガレージ正面のスタンドには、「2009年、デ・ラ・ロサをフォースインディアのドライバーに!」という横断幕も見える。この寒さでもサーキットには観客が訪れ、デ・ラ・ロサやマルク・ジェネら地元ドライバーへの応援も見受けられる。
(La Vie Creative/MineokiYoneya)

■バルセロナF1合同テスト2日目午前中結果(11/18)
PosDriverTeamTimeLaps
1 佐藤琢磨トロ・ロッソ1.20.017 79
2 セバスチャン・ベッテルレッドブル1.20.411 13
3 セバスチャン・ブエミトロ・ロッソ1.20.553 65
4 ゲイリー・パフェマクラーレン1.21.340 30
5 ロバート・クビツァBMWザウバー1.21.521 51
6 ジェンソン・バトンホンダ1.21.770 59
7 ニコ・ロズベルグウィリアムズ1.21.871 69
8 エイドリアン・スーティルフォース・インディア1.22.073 44
9 ルカ・バドエルフェラーリ1.22.425 69
17 ルーカス・ディ・グラッシホンダ1.22.492 59
11 ネルソン・ピケルノー1.22.520 39
12 マルク・ジェネフェラーリ1.22.898 13
13 ニック・ハイドフェルドBMWザウバー1.23.080 47
14 ギド・ヴァン・デ・ガルデルノー1.23.250 37
8 ペドロ・デ・ラ・ロサマクラーレン1.23.499 46