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2008年11月18日(火)

久しぶりのいい感じで心地よい疲れ

--- 久しくなかった。

琢磨 ですね。2004年まで戻るんじゃないですか?

--- タイヤは?

image琢磨 基本は、1種類です。今日はひとつのタイヤスペックに集中して、何回かセッティングを試していく中でタイヤをうまく使えないこともありました。グルーブド・タイヤに合わせたセットアップを、スリック・タイヤに変えたときにどう違うかも試したし。その作業は凄く楽しかったです。

--- グレイニング(ささくれ)が出る?

琢磨 グルーブド・タイヤの場合、一か所に応力が集中するので、グレイニングが出やすい。その意味で、スリック・タイヤはグレイニングが出にくいけれど、出てしまうときは、より差が大きい。一度出ると一気に来ます。そうなると二度と(元の状態が)帰って来ないですね。今日もそうなったときに、フロント・ウィグのフラップを上げたけれど全然変わらなかった。そういう意味では難しいです。ちゃとした範囲でタイヤを使えていればいいけれど、今日も、安定したラップタイムを刻めているけれど、これだけ寒い状態の中なので、実戦の気温が高い状況になったら大きく変わるだろうし、どうなるか分からないですね。ハードタイヤでどうなのかは、次の機会にトライしてみたいです。

--- マシンの傾向としてはオーバーステア気味ですか?

琢磨 う〜ん、スーパーアグリに比べて?(笑)。タイヤそのものが持つ傾向としては、確かにリヤ・タイヤの扱いは今までにより難しいかもしれないけれど、ダウンフォースも全然違うし。グルーブド・タイヤでも、この範囲のダウンフォースで走れば、リヤがズルズルになるし、そういう意味では打たれ強さはあるけれど、根本的にレギュレーションがそうさせているので、リヤ・タイヤの磨耗やパフォーマンスダウンを起こさないようにするのがカギになると思います。今まではフロント・タイヤにグレイニングを出さないようにするのがキーだったけれど、それがリヤ寄りになるかも知れないですね。

--- 最後に25周のロングランをやりましたが。

琢磨 長く走ったのは凄く久しぶり(笑)。ロングランは、あまりクルマのバランスがよくなくてハッピーではなかったけれど、なんでダメだったの、という分析ができればさらに速くなるので、乗ってる方は苦しかったけれどテストとしてはよかったですね。ボクも最初「25周」と聞いて“持つかな”と思ったけれど(笑)、なんとか今日は走り切りました(笑)。でも、ローダウンフォースといっても今まで乗っていたクルマより速いから、身体にかかる負荷は凄かったです。

--- 疲れた?

琢磨 疲れた疲れた(笑)。これで疲れてないと言ったら、ウソになる(笑)。でも、疲れて乗れなくなっちゃったというのではなくて、心地よい疲れです。まだ明日もあるので、これからエンジニアと明日どんなプランで今日のデータを踏まえた話しがあるので、いつものノーマル・ビジネスとして接しています。(つづく)